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SOHOで仕事も生活もハッピーになれる!?

Case2 10年のブランクで辿り着いたのがSOHO


(0)前職は駆け出し構成作家
(1)10年のブランクはフロムAが突破口
(2)ひょうたんからコマ
(3)お気楽SOHO生活?
(4)すべてが「わたしの時間」
(5)ささやかな野望!?


(0)前職は駆け出し構成作家

 ずっとアマチュアバンドをやっていて、「音楽関係の仕事に就きたい」と思っていたので、大学卒業後はレコード会社の宣伝部に潜り込みました。プロモートの補佐として各放送局をまわっていたので、そこで知り合った人からのすすめで、ラジオ番組の台本を書く=構成作家という仕事をさせてもらうことになりました。番組の進行表を作成するのが主な役割ですが、企画を立案したり、番組そのものに関しての意見を求められることも多く、発想力、着眼力を試される仕事でした。自分も含めて、番組に関わる人たちの意見や発想をまとめて形にする。自分が書きたいように書くわけでなく、求められたものを文章として形にする・・・というのが、作家やエッセイストとの大きな違いです。わずかな期間、二足のワラジだったのですが、その後構成の仕事を中心にやっていこうと思い、フリーの形で再スタートしました。2年ほどして結婚、仕事は続けていましたが、構成作家としてまさに「これから!」という時に、妊娠。出産のために中途半端に辞めてしまったという思いが、出産後もずっと残っていたように思います。

(1)10年のブランクはフロムAが突破口

 出産のために休職し、1年もしたら復帰しようと思いながら、結局10年の間、育児に専念していました。息子が小学生になり、時間に余裕ができてくると、気持ちの中では「早く仕事がしたい!」と思っていたのですが、あまり器用なほうではないので、家のことや子どものことを考えると、なかなか踏み切れずにいました。また、友人たちと過ごす時間の魅力も捨てがたいものがあったように思います。それでも「仕事を持ちたい」という気持ちはだんだん大きくなり「家事のための時間、家族のための時間、友人たちとの時間、そして自分自身のための時間も大事にしながら仕事ができれば・・・」と考えるようになりました。そして「在宅で、フリーランスで仕事をする」というところに落ち着いたわけです。そう考え始めてからも、動き出すまでには多少時間がかかりました。そしてようやく1999年の夏「考えてばかりいても仕方ない、動き出さないと!」と思ったのです。
もともと文章を書く仕事をしていたので「ライターならできるかもしれない」と思ったのですが、ライターとしてのキャリアは皆無でしたから、まずは「出版や編集に携わる会社で、アルバイトしてその流れを知りたい」と思いました。その方向で集めていた求人情報の中に、自宅から近く「週に2〜3日でOK、主婦も歓迎!」というアルバイト情報を見つけたのです。

(2)ひょうたんからコマ

さっそく応募し面接していただきました。その時募集していたのは、実際の編集作業に関わる予定のないものでしたが、担当の方が私の職歴を見て「良かったら、ライターのほうでお仕事してみませんか?」と言ってくださったのです。「これはもう受けるしかない!」と思いつつ、ふと「でもなんにも知らないんだよな」と不安に思ったことも確かです。ちょうど期日の迫っている原稿があり、それを仕事として受けることになりました。
さっそく近所でいちばん大きな書店へ行って「編集デザインの基礎知識」なる本を買い、用語などをチェックしたり、編集者やライターのサイトを覗いたりしながら、この思いもよらない初仕事にチャレンジしたのです。結局そのお仕事がきっかけとなり、今でもライターとして、細々ではありますが、SOHOを続けているわけです。

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